
サイバーエージェント<4751>は、AIで広告テキストの効果を予測・自動生成する「極予測TD(キワミヨソクティーディー)」において、Microsoft広告が提供する検索連動型広告への対応を開始したことを発表した。
検索連動型広告を中心とする運用型広告では、広告効果の最大化を目指す継続的な運用が重要とされており、同社では、AIを活用して広告テキストの自動生成および効果の事前予測を行う「極予測TD」を2020年5月より提供し、広告主の成果向上を支援してきた。
一方、「Microsoft広告」はBing・Outlook・MSNなどをはじめとしたMicrosoftが保有するネットワークに検索連動型広告やディスプレイ広告を配信できる統合型広告プラットフォーム。2022年の日本におけるサービス開始以来、Google広告・Yahoo!広告と並ぶ3大検索プラットフォームとして注目を集めている。
同社は広告効果の最大化を目指してMicrosoft社との連携を強めており、その結果として「Microsoft広告 Agency Award 2024」では「Agency of the Year」「Audience Excellence Award」の2部門において最高位の「Platinum」を受賞。また、2025年1月に日本でスタートした「Microsoft 広告パートナープログラム」においても、最高位の「エリート」クラスに認定されている。
このような連携をさらに深化させるべく、このたび「極予測TD」においてMicrosoftの検索連動型広告への対応を開始した。先行テストでは、品質スコア(QS)が約10.5%上昇した。また、「広告の有効性」と「広告の関連性」においては最大スコアに到達するなど、様々な指標において効果改善事例が見られた。
今後Microsoftの検索連動型広告におけるさらなる最適化機能の実装や、他媒体への対応も視野に入れるなど、AI技術を活用した広告運用ソリューションの研究開発を通じて、広告主企業の皆さまの広告効果最大化に貢献していく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751