【ゲームエンタメ株前場(9/8)】石破首相の退陣表明を受けて朝方から日経平均は上昇　任天堂やソニーグループなどが買われる　エイチームHDとアピリッツが大幅安に

9月8日の東京株式市場では、日経平均は上げ幅を拡大して3日続伸し、前日比611.49円高の4万3630.54円で前場の取引を終えた。前日7日に石破茂首相が自民党総裁を辞任し、退陣すると表明したことで、次期首相による積極財政施策への転換を期待した買いが朝方から先行する形となった。

そうした中で、家庭用大手ゲーム関連企業では、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、セガサミーHD<6460>などが買われた。

ほかゲーム関連ではDeNA<2432>やKLab<3656>が買われ、ユークス<4334>が大幅続伸した。

半面、前週末5日に2025年7月期決算を発表したエイチームHD<3662>や、通期利益予想の下方修正を発表したアピリッツ<4174>が大きく売られた。

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連企業ではタカラトミー<7867>やKADOKAWA<9468>が堅調な一方で、IGポート<3791>や東映アニメ<4816>はやや軟調な推移となった。