
9月12日前場の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前営業日比322円15銭高の4万4694円65銭で午前中の取引を終えた。前日の米国市場の流れを引き継ぎ半導体関連を中心に買われ、日経平均は過去最高値を更新した。ただ、3連休前ということでポジション調整の動きもでているという。
【主要指数】
・日経225: 44,694.65(+322.15)
・TOPIX: 3,161.78(+14.02)
・ドル/円: 147.43(+0.22)
・ダウ: 46,108.00(+617.08)
・ナスダック: 22,043.08(+157.01)
・SOX: 5,995.39(+37.30)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は46銘柄(48%)、下落は45銘柄(47%)、変わらずは5銘柄(5%)で、買い優勢だった。半導体系への物色が旺盛ななか、ANYCOLORなど個別物色か低位株物色が中心だった。各種レーティングなどを見る限り、ゲームやエンタメ系は相対的に割高と感じられるのか材料待ちなのか、資金が入っていない印象を受ける。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、コーエーテクモHD<3635>が高く、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>が高く、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>が高く、MIXI<2121>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>、東宝<9602>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、ブシロード<7803>が高く、フリュー<6238>が変わらず、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、ANYCOLOR<5032>やKLab<3656>、ガーラ<4777>、ポールトゥウィンHD<3657>が値上がり率上位となり、HEROZ<4382>、イオレ<2334>、モイ<5031>、GLOE<9565>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧
