東京通信グループ<7359>は、9月16日、新たに総額最大1億円の暗号資産を購入することを発表した。
同社は、主力事業であるメディア事業において、ブロックチェーンゲームの開発を推進し、カジュアルゲームとGameFiエコノミーの融合による新たな事業モデルの構築を目指し、ゲームをプレイすることでプレイヤーが獲得できる経済的インセンティブにビットコインの付与を予定しており、試験的に暗号資産(ビットコイン)を購入していくことを決定した。メディア事業において、試験的に購入した暗号資産は、金額として軽微であり非開示としていたが、2025年7月中に購入が完了した。
今回追加で購入する暗号資産については、余剰資金の一部を活用し、次回の事業投資までの期間における一時的な運用手段として投資・保有するものとなる。将来的には、財務戦略上の保有方針(いわゆる戦略的トレジャリー)として位置付けることも視野に入れており、高いボラティリティを有する資産への計画的な積立保有の可能性についても検討を進めていく。
今回追加で購入する暗号資産の総額は最大1億円になる予定。なお、購入時期や銘柄については、市場の状況を踏まえながら購入していく方針だ。
保有する暗号資産については、四半期ごとに時価評価を行い、その評価損益を損益計算書に計上する。なお、暗号資産(ビットコイン)購入による2025年12月期業績への影響については、軽微としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高58億6100万円、営業損益2億3000万円の赤字、経常損益2億1100万円の赤字、最終損益4億1300万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359