
CyberZは、本日(9月19日)、日本のエンターテインメントIPの北米展開を支援する体制強化の一環として、アメリカ・サンフランシスコに構えていた拠点を、文化・エンターテインメント産業が集積するロサンゼルスへ移転し、クリエイティブ専門組織「CyberZ Creative Studio(以下、Creative Studio)」を設立したことを発表した。
本組織では、北米領域において、日本のエンターテインメントIPに特化した専門人材による知見・ノウハウとネットワークを活用し、各媒体・プラットフォームに合わせたローカライズ/カルチャライズや日本のエンターテインメントIP企業のグローバル展開を広告価値最大化を通じて戦略的に後押ししていく。
【設立の背景】
日本発のアニメ・ゲーム・VTuberなどのIPコンテンツは、昨今グローバル市場において広く受容されており、特に北米やアジア圏においてはファン層の拡大が急速に進んでいる。一方で、コンテンツを現地の言語や文化に沿った形で表現する必要がある中、翻訳の質や文化的なニュアンス表現などが課題となるケースが少なくない。
そこでCyberZでは、北米向けクリエイティブ向上を目的に、2025年9月より、専門組織を設立すると同時に、ゲームやマンガ、アニメなど、日本発のエンターテインメントIP事業者向けプロモーションに豊富な実績を持つLiquid Advertising社との協業を開始した。Liquid Advertisingは、米国における広告・SNSトレンドに精通し、革新的かつユーモラスな表現スタイルでも注目されるクリエイティブエージェンシー。本協業を通じて、CyberZは日本で蓄積したIPの知見を元に、ローカライズおよびカルチャライズを強みとする高品質なクリエイティブ制作体制を確立し、北米市場向けの広告配信支援をさらに強化していく。
【Liquid Advertising社との協業】
Liquid Advertisingは、ゲームをはじめとする日本のエンターテインメントIP事業者向けマーケティングのグローバル展開を支援してきた実績を持つ、フルサービス型のマーケティングエージェンシー。データドリブンな戦略立案、文化圏別の柔軟なクリエイティブ開発、グローバル規模でのメディアバイイングを強みとしている。同社は、10カ国以上の多国籍メンバーで構成されたチームにより、PC及びコンソールゲームからモバイルゲームまで支援しており、世界中のファンとブランドの間に深いつながりを築くための支援を行っている。