【TGS2025】『D.C. Re:tune ～ダ・カーポ～ リチューン』試遊レポート　元祖“こそばゆい学園恋愛アドベンチャー”が復活！

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月25～28日までの期間、千葉県・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」を開催している。本稿では、10月30日に発売を予定している『D.C. Re:tune ～ダ・カーポ～ リチューン』の試遊レポートをお届け（KONAMIブース内）。

本作は、2002年に発売された『D.C. ～ダ・カーポ～』から23年の時を経てフルリメイクされた作品で、CIRCUSが企画・制作を担当する。リメイク元となる『D.C. ～ダ・カーポ～』は、2003年にはアニメ化でのメディアミックス展開を果たしたほか、続編として『D.C.II ～ダ・カーポII～』、『D.C.III ～ダ・カーポIII～』、『D.C.4 ～ダ・カーポ4～』が発売され、“こそばゆい学園恋愛アドベンチャー”としてファンからも長く愛される人気シリーズとなっている。



なお、『D.C. Re:tune ～ダ・カーポ～ リチューン』はNintendo Switch、Steam、Windowsの3プラットフォーム向けに発売。言語は、日本語、英語、繁体字、簡体字の4言語に対応していることが明かされている。今回の試遊では、物語の冒頭部分を体験可能となっている。


▲過去の「D.C. ～ダ・カーポ～」シリーズにも携わった、たにはらなつき氏、鷹乃ゆき氏らを始めとする豪華クリエイター陣による美麗イラストを多数収録しているのも大きな見所のひとつ。

本作では、一年中、枯れない桜が咲き誇る「初音島」を舞台に、「人の夢を見る力」を持つ高校生「朝倉純一」の恋物語が展開する。現実的な高校生活を描いた“日常”の部分と、魔法のような力が存在する“ファンタジー”な部分の融合が、甘くも切ない物語をより煌びやかに彩っている。そして、物語は純一の幼馴染である「芳乃さくら」が6年ぶりに初音島に帰ってきたことで動き出す。



なお、本作には複数のヒロインが登場し、自身が選んだ選択肢によってさまざまなルートへと分岐していく。ここからは、本作に登場するヒロインの一部を紹介していく。



●朝倉音夢

純一と同じ誕生日の義妹。風紀委員を努めている真面目な優等生で、学園内での人気も高いが、主人公に対しては“怒るとコワい”一面を見せることも。

●芳乃さくら

純一と音夢の幼馴染で、純一の従姉。６年前の春に海外に引っ越してしまったが、当時から全く変わらない姿のまま初音島に帰ってくる。

●白河ことり
誰にでも優しくて、容姿も美しい、高いカリスマ性を持つ学園のアイドル。美しい歌声の持ち主で、彼女が桜の木の下で歌っているところで出会うことに。

●水越萌
風見学園本校生。水越病院のお嬢様で、眞子の姉。勝気な眞子のとなりでにこやかに微笑んでいるのが印象的だが、実は悪戯っぽいところもあるらしい。

●水越眞子
純一のクラスメイト。勝気で快活、クラスの女子のリーダー的な存在。ヴァイオリンがとても上手く、演奏中の凛々しい姿は男女ともにファンが多い。

そのほか、純一のクラスメイトであり悪友の「杉並」や、クラスの臨時担任である「白河暦」など、個性豊かな面々が物語を盛り上げる。

 

さらに、忘れてはいけないのは本作より新たに追加されたヒロイン「風祈」。今回の試遊体験では一瞬のみの登場となったが、森の中の洞窟で不思議な出会いを果たす少女で、その全貌はまだまだ謎に包まれている。島のいたるところに現れては、人助けと称して良かれと思うことを実行しているようだ。

新たな少女との出逢いで物語がどのように展開していくのか、この先はぜひ自身の目で確かめてほしい。

なお、本ブースにて試遊体験をした方にはオリジナルポストカードをプレゼントしている。来場予定がある方はぜひ本ブースに立ち寄って一足先に本作をプレイしてみよう！

（取材・文 編集部：山岡広樹）

©CIRCUS ©bushiroad