
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月25~28日までの期間、千葉県・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」を開催している。本稿では、WEBマンガサイト「コミックグロウル」 にて連載中の漫画『魔法使いの嫁』(作:ヤマザキコレ) を題材にしたビジュアルノベル『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』の試遊レポートをお届けしていく(KONAMIブース内)。
■魔法使いの嫁とは
2013年の連載スタートと同時に話題となり、2015年には数々の漫画賞を受賞。コミックスは累計1200万部以上、2度のアニメ化等のメディアミックス展開も多数行われている異類婚姻幻想譚『魔法使いの嫁』(作:ヤマザキコレ)。新章“獣殺し篇"はWEBマンガサイト「コミックグロウル」で大好評連載中。
▼コミックグロウル内ページ
https://comic-growl.com/article/mahoyome

本作は、『魔法使いの嫁』の世界観を活かしつつも、オリジナルの物語が展開される。あらすじは以下の通り。
【あらすじ】
夜のロンドンで孤独に生きる、 人ならざる者――。
ある夜、霧の中で助けを求める少女と出会う。
記憶を失い、なぜここにいるのかも分からないという彼女を闇から救ったことで二人は友達に。
生まれて初めてできた友達の力になりたいと考えた人ならざる者(ソル)は、 少女の記憶を取り戻すため、妖精たちの噂で聞いた“茨の魔法使いエリアス”と“チセ”のもとへ向かうのだった。
今回の試遊では、物語のプロローグ部分である記憶喪失の少女「レティ」と、人ならざる者(ソル)との出会いの部分を体験することができた。
●ソル
スネイルの化石のような肌の顔と毛むくじゃらの4本脚を持つ、妖精でもなく人でもない「人ならざる者」。人に強い憧れを持つ彼はロンドンの片隅でひっそりと生きていたが、レティと出逢い名前をもらったことで「人間」に少しずつ近づいていく。
●レティ(CV.鈴代紗弓)
ソルが夜中のロンドンで出逢った記憶喪失の少女。人ならざる者である彼に「ソル」という名を付け友達になった。時々かしこまった言い回しをするが明朗な性格で、人の社会に慣れていないソルに姉のように接することもある。竜や妖精、魔法などに憧れがある。
また、試遊の終盤には「チセ」や「エアリス」の姿も!いたずら好きの妖精「エアリアル」の助言で、レティの記憶を取り戻すために魔法使いを頼ることにした彼女たちは、エアリスたちのもとを訪れることに。

▲原作ファンが見慣れたキャラクターたちが登場するのはここが初。思わず安心感が沸き上がる。
ここから、レティの記憶は戻るのか、そもそもなぜ記憶を失うことになったのか。そして、ソルは自分に自信を持ち、今よりも強く生きることができるようになるのか。そこに、チセやエアリスたちがどのように絡んでくるのか、気になることは尽きない。先の展開を知りたくなった方は、10月2日の発売を引き続き楽しみに待ちたい。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■『魔法使いの嫁 盛夏の幻と夢見る旅路』
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高561億7500万円、営業利益48億6800万円、経常利益48億4400万円、最終利益34億1800万円(2025年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803