gumi、gumi Cryptos Capital Fund IIより投資する「0G」がBINANCEに上場…評価額は37億米ドル(5580億円)に

gumi<3903>は、この日(9月29日)、持分法適用会社であるgumi Cryptos Capital Fund IIの投資する0Gが9月22日に暗号資産取引所「BINANCE」に上場したことを明らかにした。9月28日時点での0Gの完全希薄化後の評価額は約37億米ドル（約5,580億円）となる。

0Gは、AIを特定の組織の支配下に置かず、誰もが公平かつ安全にAIを利用できるようにすることを目指しており、「低コスト」「透明性」「検証可能性」の実現を目標としている。

これを達成するために、以下の3つの主要な技術的な仕組みを組み合わせている。

【モジュラー型ストレージ】
AIデータを柔軟に必要な分だけ保存できる。

【スケーラブルなデータアベイラビリティ】
データ量が増えても、重要なデータにアクセスし、その正しさを検証できる。

【検証可能なコンピューティング】
AIの計算や判断過程の正しさを誰もが確認できる。

また、0Gエコシステムは「Chain」「Storage」「Data Availability」「Storage(GPU-powered)」の4つの構成要素で成り立っており、これらによって上記の目標を実現している。

0Gエコシステムは、Testnet v2およびv3で4億件以上のトランザクションを達成し、Alibaba、NTT Docomo、Stanfordなど300以上のパートナーが参画している。AIとブロックチェーンの専門家集団によって支えられており、AIアライメントノードという安全装置によって透明性と検証可能性を保ち、AIが一般の人々に対して説明責任を負い続けることを保証している。