女性向け恋愛ゲームの提供を行うボルテージ<3639>は、これまで公式サイトの恋愛ゲームをソーシャルゲームとして展開するケースが多かったが、今後はこうしたコンテンツ展開のあり方に大きな変更を加えるのだろうか。同社は、10月1日付で公式サイトとソーシャルアプリの分業化を行うための組織変更を行うと発表した。
発表によれば、ソーシャルアプリに特化した部署として、「ソーシャルアプリ第1コンテンツグループ」、「ソーシャルアプリ第2コンテンツグループ」を新設すると同時に、スマートフォンを含む公式サイトに特化した部署として、「公式第1コンテンツグループ」、「公式第2コンテンツグループ」を設置した。
これに合わせて、システム本部下の既存のシステム開発1部・2部を再編し、システム開発1部を「ソーシャルアプリシステム開発部」に、システム開発2部を「公式システム開発部」に名称変更したとのこと。
同社では、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行やソーシャルアプリ市場の成長、日本のSNSプラットフォーム各社のグローバル展開など、大きな変化が続くモバイルビジネス環境に即応し、迅速かつ的確な意思決定を行う体制を確立するため、としている。
これに合わせて、人事異動も行い、役職名がそれぞれ変更された。北島健太郎氏が取締役コンテンツグループ・デザイングループ管轄に、横田晃洋氏が取締役コンテンツグループ・スマートフォン推進グループ・集客グループ・コマースグループ管轄となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639