【ゲームエンタメ株前場(10/9)】AI関連が引き続き活況 エンタメ系は一部継続的に買われるも上値の重さが目立つ【チャート掲載】

10月9日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比670円94銭高の4万8405円93銭で午前中の取引を終えた。前日の米国でのハイテク株上昇を好感して、ソフトバンクグループが12%超の上昇となり、1銘柄だけで日経平均を5000円程度押し上げているという。

 

【主要指数】
・日経225: 48,405.93(+670.94)
・TOPIX: 3,244.15(+8.49)
・ドル/円: 152.58(-0.12)
・ダウ: 46,601.78(-1.20)
・ナスダック: 23,043.38(+255.02)
・SOX: 6,860.20(+225.43)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は33銘柄(34%)、下落は57銘柄(59%)、変わらずは7銘柄(7%)で、売り優勢だった。一部で継続的に買いの入る銘柄が出ているものの、引き続き上値の重い銘柄が目立っている。市場全体の資金の動きや物色動向が鍵になるだろう。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が高く、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、カプコン<9697>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、トーセ<4728>が高く、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、DeNA<2432>が高く、MIXI<2121>、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>が高く、サンリオ<8136>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、Link-U<4446>やSHIFT<3697>、ANYCOLOR<5032>、シリコンスタジオ<3907>が値上がり率上位となり、モブキャストHD<3664>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、HEROZ<4382>、テイツー<7610>が値下がり率上位となった。

   

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。