
アイモバイル<6535>のメディアソリューション事業は、メディア企業が自社ブランドのアドプラットフォームを構築・運用できる「アドネットワークOEM」の提供を開始したことを発表した。
デジタル広告市場において、3rd Party Cookieの制限やプライバシー規制の強化が進む中、従来、広告配信や計測に用いられた3rd Party Cookieに代わり、メディア企業自身が保有する1st Party Dataの価値が向上している。その中で「ユーザー基盤」と「独自の1st Party Data」を保有するメディア企業が、自社媒体をアドプラットフォーム化し、広告事業を始めることへの関心を高めている。しかし、その実現には高度な広告配信技術やシステムの開発が必要であり、多くのメディアにとって極めて高いハードルとなっていた。
「アドネットワークOEM」は、この課題を解決するため、アイモバイルが長年培ってきたアドプラットフォーム運営の技術基盤をOEMとして提供するソリューション。メディア企業は、低リスクかつ迅速に自社ブランドのアドプラットフォームを構築し、広告主や代理店との直接取引を開始できる。
本サービスの主な特徴は以下のとおり。
・セルフサーブ型の広告媒体化を実現
広告主・代理店向けにキャンペーン作成、クリエイティブ入稿、レポーティングなどの作業が行える管理画面を提供する。
・多彩な広告フォーマットへ対応
Web(PC/SP)およびアプリに対応したバナー、ネイティブ、インタースティシャル広告を提供し、メディアの収益機会を拡大する。
・運用を一元管理する専用ダッシュボード
クリエイティブ審査や収益レポートの確認など、運用に関わる全ての作業がこのダッシュボード一つで完結する。
アイモバイルは「アドネットワークOEM」を通じて、多様なメディア企業の広告事業による持続可能なビジネス成長をサポートしていくとしている。
※メディア企業とは、Webサイト、アプリを運営するすべての企業を指す。
※1st Party Dataを活用した広告配信機能は、次回の機能アップデートで搭載予定。
会社情報
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- アイモバイル