オーバーラップHD、25年8月期は売上収益1％増、営業益40％増　自社IPを中心に売上を堅調に拡大　原作を保有するアニメ作品が7作品放映開始に

オーバーラップホールディングス<414A>は、10月15日、2025年8月期の連結決算（IFRS）を発表、自社IPを中心として売上を堅調に拡大し、増収増益を達成した。

売上収益85億3500万円（前々期比1.6％増）
営業利益30億2600万円（同40.7％増）
最終利益20億6700万円（同80.1％増）

期中は、グループが原作を保有するアニメ作品が7作品放映開始となるなど、グループが保有するIPをもとにしたメディアミックス展開への取り組みについて注力した。

一方で、編集体制の拡充やマンガ原稿料の増加など、翌期以降の単行本発売増加に向けた先行投資を拡大した。

■今期も増収増益の見込み

2026年8月期通期業績予想については、以下のとおりで増収増益を見込んでいる。

2025年8月期以前より継続して、編集者の採用・育成やクリエーターとのIP創出に向けた取り組みを積極的に推進してきた結果として、マンガを中心として刊行点数が大幅に増加する見込みだ。

売上収益92億900万円（前期比7.9％増）
営業利益34億2100万円（同13.1％増）
最終利益22億3200万円（同8.0％増）