【ゲームエンタメ株概況(10/16)】エンタメ系は総じて鈍さ目立つもIGポートや東宝、松竹、買取王国など6-8月決算銘柄は商いは活発【チャート掲載】

10月16日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比597円17銭高の4万8269円84銭でこの日の取引を終えた。自民党と日本維新の会による政策協議の開始を受けて政局不安の後退を背景に半導体関連を中心に物色され、一時606円高まで買われる場面があった。

 

【主要指数】
・日経225: 48,269.84(+597.17)
・TOPIX: 3,198.79(+15.15)
・ドル/円: 151.13(+0.04)
・ダウ: 46,253.31(-17.15)
・ナスダック: 22,670.08(+148.38)
・SOX: 6,767.06(+196.73)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は41銘柄(42%)、下落は51銘柄(53%)、変わらずは5銘柄(5%)で、売り優勢だった。

半導体など主力株に資金が集まった一方、物色対象になりづらいエンタメ関連は総じて小動きだったが、6~8月決算発表銘柄が上下に関わらず活発に動いた。買取王国<3181>やサイバーステップ<3810>、IGポート<3791>が買われた一方、松竹<9601>、オーバーラップHD<414A>、東宝<9602>が売られた。直近で急騰していたLink-U<4446>が利食い売りに押された。

 

大手ゲーム関連を見ると、コナミG<9766>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、マーベラス<7844>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、DeNA<2432>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>、IGポート<3791>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、タカラトミー<7867>が変わらず、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、ブシロード<7803>が安い。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。