
10月21日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比744円31銭高の4万9929円81銭で午前中の取引を終えた。日経平均は史上最高値を更新した。高市早苗自民党総裁が本日午後にも首相に選出される見通しで期待による買いが入ったとのこと。前日の米国株高や円安も支援材料となった。
【主要指数】
・日経225: 49,929.81(+744.31)
・TOPIX: 3,273.55(+25.10)
・ドル/円: 151.10(+0.35)
・ダウ: 46,706.58(+515.97)
・ナスダック: 22,990.54(+310.57)
・SOX: 6,885.03(+107.05)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は70銘柄(72%)、下落は21銘柄(22%)、変わらずは6銘柄(6%)で、買い優勢だった。直近の全体相場の上昇に出遅れ感があったが、大手ゲームやディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>などを中心に幅広く買われた。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも高い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が高く、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が高く、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>が高く、ブシロード<7803>が変わらず、サンリオ<8136>、東宝<9602>、エディア<3935>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、KLab<3656>やDeNA<2432>、イオレ<2334>、セガサミーHD<6460>が値上がり率上位となり、サイバーステップ<3810>、Link-U<4446>、coly<4175>、エディア<3935>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。