
10月21日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比130円56銭高の4万9316円06銭でこの日の取引を終えた。高市早苗自民党総裁の首相就任への期待から買い優勢となり、一時、5万円まで迫る場面があった。午後に入って高市首相が選出されると材料出尽くしとなり、一時マイナス圏に沈む場面もあった。
【主要指数】
・日経225: 49,316.06(+130.56)
・TOPIX: 3,249.50(+1.05)
・ドル/円: 151.25(+0.50)
・ダウ: 46,706.58(+515.97)
・ナスダック: 22,990.54(+310.57)
・SOX: 6,885.03(+107.05)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は62銘柄(64%)、下落は32銘柄(33%)、変わらずは3銘柄(3%)で買い優勢だった。全体相場と同様、買い先行で始まったが、後場に入ると上げ幅を縮小したり、マイナスに転じたりする銘柄が目立った。
大手ゲーム関連を見ると、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、トーセ<4728>が高く、日本一ソフト<3851>が変わらず、イマジニア<4644>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、エディア<3935>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、DeNAやKLab<3656>、東映アニメ<4816>、セガサミーHD<6460>が値上がり率上位となり、サン電子<6736>、Link-U<4446>、エディア<3935>、ハピネット<7552>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。