
スウェーデン・ストックホルムのゲームスタジオである10 Chambersは、現在開発中のSF強盗アクション『Den of Wolves (デン・オブ・ウルブズ)』の創作ビジョンに迫る新作ドキュメンタリー映像を公開した。
『Den of Wolves』は、2015年に設立されたスウェーデンのゲームスタジオ10 Chambersが手掛ける協力型アクションゲーム。『GTFO』や『PAYDAY: The Heist』『PAYDAY 2』の経験を活かし、企業支配のディストピア世界「ミッドウェイ・シティ」を舞台に「犯罪請負人」として生きる物語を描く。
公開したドキュメンタリーでは、300以上の架空企業ブランドの設定や、ブルータリズム建築や九龍城砦に着想を得たメガストラクチャー都市「ミッドウェイ・シティ」の世界構築など、10 Chambers独自のアプローチが明かされた。
共同創設者のオスカー・J-T・ホルム氏は、「ミッドウェイを“本当に存在する街”として感じられるよう、膨大な時間と労力を注いでいる。オープンワールドではないが、見える建物やブランド一つ一つに意味を持たせることで、ゲームプレイの価値がより深まる」と述べている。
▼Back on the Heist with Den of Wolves - PC Gaming Show documentary
10 Chambersは今年で創設10周年を迎え、これを記念してスタジオの歴史を振り返る写真や未公開エピソードを掲載した特設サイトも公開した。広報ディレクターのロビン・ビョーケル氏は、「面白い写真や逸話がたくさん出てきて、せっかくなので公開することにした。これまで語られてこなかった話も載せている」と語った。
さらに、同スタジオでは現在『GTFO』開発チームとコミュニティが協力してゲームを完走する100時間連続配信イベントを開催中。本イベントは、国際自殺予防学会(IASP)への支援を目的としている。『Den of Wolves』は現在、Steamでウィッシュリスト登録が可能だ。
▼Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1818140/Den_of_Wolves/