【ゲームエンタメ株前場(10/27)】日経平均は初の5万円の大台乗せ 大手ゲーム中心に幅広い銘柄に物色 出遅れ解消になるか【チャート掲載】

10月27日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比1037円71銭高の5万0337円36銭で午前中の取引を終えた。史上最高値を更新し、初の5万円の大台に乗せた。高市早苗内閣の支持率の高さに加えて、米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退したことを背景に、一時1191円高の5万0491円23銭まで買われた。

 

【主要指数】
・日経225: 50,337.36(+1,037.71)
・TOPIX: 3,321.48(+52.03)
・ドル/円: 152.96(+0.08)
・ダウ: 47,207.12(+472.51)
・ナスダック: 23,204.87(+263.07)
・SOX: 6,976.94(+129.55)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は81銘柄(84%)、下落は11銘柄(11%)、変わらずは5銘柄(5%)で、買い優勢だった。大手ゲームを中心に幅広い銘柄が物色されたが、上値の重い銘柄も少なくない。今後、本格的な出遅れ解消につながっていくのか注目される。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも高い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>が高く、ユークス<4334>が変わらず、日本一ソフト<3851>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、GENDA<9166>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、モブキャストHD<3664>やSEH&I<9478>、東京通信G<7359>、エディア<3935>が値上がり率上位となり、オーバーラップHD<414A>、KLab<3656>、GENDA<9166>、メガチップス<6875>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。