カプコン、本社近隣に開発オフィス用の土地購入 長期借入金も完済し銀行借入ゼロに 開発力強化に向けた投資と財務体質健全化をさらに推進

カプコン<9697>は、2026年3月期 9月中間期の決算説明会において、貸借対照表に一定の動きがあったことを明らかにした。現金及び預金が前期末比で360億円減少した一方、固定資産として、本社近隣の土地を購入したことで、その他(純額)が89億円増えたという。これは将来の研究開発の強化を行うため、開発オフィス用地として利用することを考えているそうだ。

さらに流動資産では日本国債150億円を購入したとのこと。これ以外に長期借入金30億円の返済が完了し、銀行からの借り入れがゼロになった。開発力強化に向けた投資を行いつつ、自己資本比率は前期末の72.3%から82.0%に上昇するなど財務体質の健全性をさらに高めた形だ。

 

 

株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1696億400万円、営業利益657億7700万円、経常利益656億3500万円、最終利益484億5300万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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