KADOKAWA、ゲーム事業の9月中間は営業益9.7％増の66億円 大ヒット『ELDEN RING NIGHTREIGN』のDLCや『The Duskbloods』を開発中
KADOKAWA<9468>は、ゲームセグメントの9月中間決算について、売上高が前年同期比8.6％減の165億9400万円、営業利益が同9.7％増の66億6200万円と減収増益だった。
同社では、新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』が国内外の想定以上に好調に推移したものの、『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の販売と『ELDEN RING』本編のリピート売上が好調だった前期からは減収になったという。利益面では一部費用が減少したことで増益を確保した。
下期以降の動きを見ると、フロム・ソフトウェアが2025年度内に『ELDEN RING NIGHTREIGN』DLCを発売するほか、『ELDEN RING Tarnished Edition』 (2026年発売予定・Nintendo Switch 2向け)、『The Duskbloods』(2026年発売予定)の開発も進行しているという。
さらに 『【推しの子】』公式モバイルパズルゲーム『【推しの子】Puzzle Star』を2026年にリリースする予定だ。こちらは『LINE POP』シリーズを手がけたNHNとの共同開発タイトルで、同社はパブリッシングを担当するそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛／代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円（2025年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468