【ゲームエンタメ株前場(11/12)】好決算&自社株買いのソニーが続伸 ネクソンにも物色 減益決算のカバーがさえない【チャート掲載】

11月12日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比84円36銭高の5万0927円29銭で午前中の取引を終えた。一時180円56銭高の5万1023円49銭まで買われる場面があった。ソフトバンクグループが大幅安となり、指数の重しとなったものの、好業績銘柄を中心に物色する流れが広がった。

 

【主要指数】
・日経225: 50,927.29(+84.36)
・TOPIX: 3,355.51(+33.93)
・ドル/円: 154.36(+0.21)
・ダウ: 47,927.96(+559.33)
・ナスダック: 23,468.30(-58.87)
・SOX: 6,979.70(-177.25)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は79銘柄(81%)、下落は11銘柄(11%)、変わらずは7銘柄(7%)で、買い優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、好決算と自社株買いを発表したソニーG<6758>が引き続き買われたほか、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が高い。コナミG<9766>、カプコン<9697>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、自社株買いを発表したネクソン<3659>が高く、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>も買われた。ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>は変わらず。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、DeNA<2432>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やネクソン<3659>、KLab<3656>、Aiming<3911>が値上がり率上位となり、減益決算を嫌気したカバー<5253>、タカラトミー<7867>、マイネット<3928>、SEH&I<9478>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。