中外鉱業、9月中間決算は営業利益18%増の7億9800万円…貴金属事業が好調、アニメ・ゲームグッズを手掛けるコンテンツ事業は大幅減益

中外鉱業<1491>は、11月13日、2026年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1127億4800万円(前年同期比58.0%増)、営業利益7億9800万円(同18.0%増)、経常利益7億2200万円(同15.7%増)、最終利益7億1800万円(同11.4%減)だった。

・売上高:1127億4800万円(同58.0%増)
・営業利益:7億9800万円(同18.0%増)
・経常利益:7億2200万円(同15.7%増)
・最終利益:7億1800万円(同11.4%減)

同社では、アニメやゲーム関連のグッズを手掛けるコンテンツ事業と機械事業が減収減益となったものの、貴金属事業が相場の上昇を背景に工場稼働率が高水準に推移した、としている。

 

■貴金属事業

・売上高:1109億9700万円(同60.9%増)
・営業利益:9億1500万円(同85.8%増)

相場の上昇基調とリサイクル原料の集荷堅調により工場稼働率が高水準を維持した。

 

■機械事業

・売上高:3億8400万円(同2.5%減)
・営業利益:500万円(同50.0%減)

外需の設備投資需要は根強いが、内需の様子見の動きが継続した。

 

■コンテンツ事業

・売上高:13億6600万円(同27.9%減)
・営業利益:1億6400万円(同61.8%減)

人気タイトルのグッズ製造・販売に努めたが、委託販売先での売上が落ち込んだ。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高2360億円(前期比45.4%増)、営業利益16億円(同12.9%増)、経常利益14億円(同13.1%増)、最終利益9億4000万円(同22.9%減)、EPS65.23円を見込む。上方修正を行った。

・売上高:2360億円(同45.4%増)
・営業利益:16億円(同12.9%増)
・経常利益:14億円(同13.1%増)
・最終利益:9億4000万円(同22.9%減)
・EPS:65.23円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:47.8%
・営業利益:49.9%
・経常利益:51.6%
・最終利益:76.4%

中外鉱業株式会社

会社情報

会社名
中外鉱業株式会社
設立
1932年5月
代表者
代表取締役社長 芳賀 一利
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
1491
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