【ゲームエンタメ株前場(11/17)】増益決算のブシロードがストップ高 減益見通しのサイバーエージェントが大幅安【チャート掲載】

11月17日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比365円00銭安の5万0011円53銭で午前中の取引を終えた。前週末の米国株式市場が利下げ観測の後退で下落したことを受けて、売り優勢で始まった。一時は5万円台を割り込む場面があったが、AI関連や半導体関連が下支えして5万円台を回復した。

 

【主要指数】
・日経225: 50,011.53(-365.00)
・TOPIX: 3,332.61(-27.20)
・ドル/円: 154.62(+0.10)
・ダウ: 47,147.48(-309.74)
・ナスダック: 22,900.59(+30.23)
・SOX: 6,811.20(-7.54)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は22銘柄(23%)、下落は73銘柄(75%)、変わらずは2銘柄(2%)で、売り優勢だった。

好業績銘柄への物色が行われており、ブシロード<7803>がストップ高まで買われた一方、減益見通しとしたサイバーエージェント<4751>が大幅安となった。イオレ<2334>、KLab<3656>が値上がり率上位となり、モブキャストHD<3664>、アクセルマーク<3624>、サンリオ<8136>が値下がり率上位となった。

 

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>が高く、トーセ<4728>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>が安い。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。