
ARROVAは、小学館と日本のマンガ・アニメなどの知的財産(IP)をVRChatをはじめとするバーチャル空間で安全かつ魅力的に楽しめる「公式デジタルファッション/アバター体験」として提供するため、資本業務提携を締結した。この提携により、ARROVAは2025年6月のグランドオープン以降、デジタルファッションマーケットプレイス『TOKYO AVATAR GATE』を軸に、商品開発、コミュニティ運営、海外展開などを推進する。資本提携の内容については公開していない。
『TOKYO AVATAR GATE』は、ARROVAが運営するデジタルファッションマーケットプレイスであり、日本のマンガ・アニメ・ゲームなどの公式コンテンツと連動し、VRChatをはじめとするメタバース空間で利用できる公式デジタルファッションを提供している。ユーザーは自身のアバターに作品世界の衣装や小物を着用させ、作品の世界観を体感しながら自己表現を楽しむことができる。
本提携は、メタバース・ソーシャルVRの普及によるアバターを通じた「着る」体験の世界的拡大を背景としている。ARROVAは『TOKYO AVATAR GATE』で、公式性・品質・世界観の再現を重視した公式デジタルファッションを提供し、一方の小学館は豊富なIP資産と編集力を有する。
両社の強みを融合することで、小学館のIP資産・編集力とARROVAのメタバース実装力(商品化・販売・コミュニティ運営)により、『TOKYO AVATAR GATE』を日本のコンテンツが世界へ越境する「ゲートウェイ」へと進化させる。
提携の狙いは以下の3点となる。
・ファンが安心して購入・着用できる「公式」の確立
・クリエイター・権利者に適切に価値が還元される持続可能な収益モデルの提示
・コミュニティと共創しながら新規IP体験・新商品フォーマットを生み出すこと
これにより、市場の拡大とともに課題とされてきた収益化の確度と運用の継続性に、両社の補完関係をもって応える。
株式会社小学館 代表取締役社長 相賀信宏氏 コメント
小学館は創業以来、良質なコンテンツを世代と国境を越えて届けることに努めてまいりました。バーチャル空間での自己表現が生活の一部となりつつある今、作品世界を安全かつ正規のかたちで体験できる場へと広げることで、読者・ファンの皆様へ新しい価値を提供していきたいと考えています。ARROVA が運営する「TOKYO AVATAR GATE」と連携し、クリエイターの創作意欲に報いる健全なデジタル市場の確立、そして日本発コンテンツのさらなる世界的な浸透を目指します。
株式会社ARROVA 代表取締役社長 河合佑介氏 コメント
私たちは、「“バーチャル空間”と“リアル空間” 双方の魅力を活かした機会、体験、場を提供することで、誰もが創造性を発揮できる生活構築が出来る世の中を築いていくこと」をミッションとし、バーチャル空間において“装う”体験を公式・高品質に提供してきました。今回、日本を代表するコンテンツホルダーである小学館様と手を携えることで、作品世界に根差した本物のデジタルファッションを展開していきます。「TOKYO AVATAR GATE」を、日本のコンテンツに出会い、自分らしさで着こなす入り口へ。コンテンツを中心とした正当なエコシステムをつくり、クリエイターとファンが誇れる市場を築いていきます。また、今後も日本を代表するコンテンツホルダー皆さまからの資本の受け入れ等を拡大し、国内外に向けてこの取り組みをさらに拡げていきたいと考えています。