
12月1日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比846円60銭安の4万9407円31銭で午前中の取引を終えた。朝方は続伸で始まったが、植田和男日銀総裁の発言が広がると利上げへの警戒感から売り優勢となり、一時952円安まで売られる場面があった。
【主要指数】
・日経225: 49,407.31(-846.60)
・TOPIX: 3,344.48(-33.96)
・ドル/円: 155.47(-0.69)
・ダウ: 47,716.42(+289.30)
・ナスダック: 23,365.69(+151.00)
・SOX: 7,025.15(+125.69)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は20銘柄(21%)、下落は69銘柄(71%)、変わらずは8銘柄(8%)で、売り優勢だった。
大手ゲーム関連を見ると、セガサミーHD<6460>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、ユークス<4334>が変わらず、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、ケイブ<3760>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、IGポート<3791>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

最後に騰落ランキングを見ると、Link-U<4446>に買い注文が殺到したほか、月次売上好調のまんだらけ<2652>、上方修正を行ったメガチップス<6875>が値上がり率上位と入り、モブキャストHD<3664>、KLab<3656>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、イオレ<2334>が値下がり率上位となった。



■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。