
12月2日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比195円78銭高の4万9499円06銭で午前中の取引を終えた。前日大幅安となった反動で指数寄与度の高い値がさハイテク株を中心に買い優勢となった。ただ、利上げするか否かといった日銀の金融政策への関心が高く、全体としては売り優勢になったという。
【主要指数】
・日経225: 49,499.06(+195.78)
・TOPIX: 3,346.34(+8.01)
・ドル/円: 155.67(+0.19)
・ダウ: 47,289.33(-427.09)
・ナスダック: 23,275.92(-89.76)
・SOX: 7,020.53(-4.62)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は34銘柄(35%)、下落は57銘柄(59%)、変わらずは6銘柄(6%)で、売り優勢だった。半導体やAI関連に資金が向かいやすい状況になっているうえ、日中関係の悪化への影響も懸念されており、積極的に買う動きは乏しいようだ。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、コーエーテクモHD<3635>が高く、任天堂<7974>が変わらず、バンダイナムコHD<7832>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>が高く、トーセ<4728>が変わらず、マーベラス<7844>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、フリュー<6238>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、SEH&I<9478>やKLab<3656>、イオレ<2334>、ガーラ<4777>が値上がり率上位となり、Link-U<4446>、買取王国<3181>、東映アニメ<4816>、ANYCOLOR<5032>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。