【ゲームエンタメ株前場(12/8)】UAE系ファンドから資金調達のKLabが大幅高 決算発表したエイチームHDにも物色【チャート掲載】

12月8日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比18円03銭安の5万0473円84銭で午前中の取引を終えた。反発でスタートしたものの、その後は利益確定の売りに押された。ソフトバンクグループや東京エレクトロン、アドバンテスト、ファーストリテイリングなど指数寄与の高い銘柄が指数を押し下げたが、指数は5万0300円を切った後は押し目買いが入って下げ渋った。

 

【主要指数】
・日経225: 50,473.84(-18.03)
・TOPIX: 3,376.43(+13.87)
・ドル/円: 155.05(-0.31)
・ダウ: 47,954.99(+104.05)
・ナスダック: 23,578.13(+72.99)
・SOX: 7,294.84(+78.87)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は51銘柄(53%)、下落は43銘柄(44%)、変わらずは3銘柄(3%)で、買い優勢だった。

UAE系から資金調達を行うKLab<3656>や、決算発表を行ったエイチームHD<3662>が買われたほか、エスケイジャパン<7608>、エクストリーム<6033>が値上がり率上位と入った。他方、エヌジェイHD<9421>、シリコンスタジオ<3907>、アクセルマーク<3624>、enish<3667>が値下がり率上位となった。

 

大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、イマジニア<4644>が高く、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、サイバーエージェント<4751>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、東映アニメ<4816>、ブシロード<7803>が安い。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。