C&R Creative Studios、ゲーム開発・CG制作の強みを活かした次世代アニメ制作チームを組成…Puri Princeと連携しAIもフル活用

クリーク・アンド・リバー社<4763>は、運営する日本最大級のクリエイティブ開発スタジオ『C&R Creative Studios』内にアニメ専門チームを組成し、Puri Princeとの連携のもと、アニメ制作に課題を抱える企業への制作体制の提供を開始した。

C&R社がゲーム開発や映像制作で培った技術・表現力を活かし、AIもフル活用したアニメ制作に特化した新チームを『C&R Creative Studios』内に設立した。これは、近年アニメ制作現場が抱える人材不足や制作工程の複雑化といった課題に対応するための新たなソリューション提供を目的とする。

『C&R Creative Studios』は、作画・演出・編集などの基本的な制作技術に加え、AIツールも補助的に活用することで、制作の効率化と表現の幅を広げ、柔軟で高品質なアニメ制作を可能にする。ゲーム・ライツ部門に関連する約1,400名のクリエイターの中から最適な座組を編成でき、従来のスキルとAIツールを使いこなす“ハイブリッド型”の制作力を備えている。

連携するPuri Princeは、アニメ制作現場の課題解決や新たな表現手法の開発を目指し、AI技術の活用やワークフローの最適化に取り組んでおり、『C&R Creative Studios』との連携において、AIアニメ制作ワークフローの技術検証と実証を行っていく。

C&R社取締役の青木 克仁氏は「アニメ制作の現場に新たな風を吹き込むべく、スタジオ内に専門チーム設立に至りました。当社のクリエイターは、これまで培ってきた高度な制作スキルに加え、柔軟な発想と技術の融合によって、より多様なニーズに応える体制を整えています。Puri Princeとの連携を通じて、AIアニメ技術を活用し、より多くの企業・クリエイターの皆様に価値ある制作支援を提供してまいります。」とコメントした。

Puri Prince代表取締役の中山 雅弘氏は「C&R社と連携し、多くのクリエイターの方々と次世代アニメ制作方式を構築、クリエイターがハイブリットにクラスチェンジする土壌を作り、日本が誇るアニメの可能性がさらに広がることを期待しています。当社の動的ワークフロー、知見や経験を存分に共有していき、クリエイターの創造力を最大限に引き出す環境づくりに貢献してまいります。」と述べた。