東京通信グループ、25年12月期通期の連結業績の最終利益予想を上方修正 投資有価証券売却益計上に伴う影響額が確定 子会社再編の影響も

東京通信グループ<7359>は、12月19日、2025年12月期通期の連結業績予想の修正を発表、最終利益の予想を上方修正した。

売上高62億円(据え置き)
営業利益1億8000万円(同)
経常利益6億3000万円(同)
最終利益7500万円→1億7500万円(増減率133.3%増)

同社は、前回発表の2025年12月期 通期連結業績予想において、最終利益を1000万円から 7500万円に上方修正した。この上方修正の主因である投資有価証券売却益(営業外収益)5億900万円の計上に伴う最終利益の増加額については、売却に関連して発生する成果報酬のうち、親会社に帰属する金額が未確定であり、会計処理が確定していなかったため、前回発表時点においては想定し得る最も保守的な前提に基づき算定していた。その後、会計処理が確定したことにより、最終利益は前回想定よりも7500万円増加する結果となった。

また、連結子会社間の吸収合併の完了により、法人税等の費用は従来予想を下回り、最終利益は前回発表予想を上回る水準となる見込みとなった。増加額は2500万円程度を見込んでいるが、現時点ではグループ全体の所得見通しには不確実性が残るため、十分に保守的な前提に基づき算定しており、前提条件を上回る状況が確認された場合には、業績予想の再度の見直しを行う可能性があるとしている。

株式会社東京通信グループ
https://tokyo-tsushin.com/

会社情報

会社名
株式会社東京通信グループ
設立
2015年5月
代表者
代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
決算期
12月
直近業績
売上高58億6100万円、営業損益2億3000万円の赤字、経常損益2億1100万円の赤字、最終損益4億1300万円の赤字(2024年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7359
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