【ゲームエンタメ株概況(12/23)】日経平均は小幅高もプライムは7割以上が上昇 エンタメは大手ゲーム中心に8割近くが上昇【チャート掲載】

12月23日の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前営業日比10円48銭高の5万0412円87銭でこの日の取引を終えた。クリスマス休暇を控えて参加者が減る中、AI関連や半導体関連がさえない動きだった。ただ、内需株やディフェンシブ銘柄など幅広く買われており、TOPIXは堅調だった。東証プライムの値上がり率は75%となった。

 

【主要指数】
・日経225: 50,412.87(+10.48)
・TOPIX: 3,423.25(+18.08)
・ドル/円: 156.05(-0.98)
・ダウ: 48,362.68(+227.79)
・ナスダック: 23,428.83(+121.21)
・SOX: 7,145.57(+77.71)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、東証プライムと同様の流れから登録されている97銘柄のうち、上昇は76銘柄(78%)、下落は19銘柄(20%)、変わらずは2銘柄(2%)で、買い優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも買われた。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が高く、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、ファンドの取得が判明したサイバーエージェント<4751>やDeNA<2432>が買われたほか、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が高い。ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>がいずれも高い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、enish<3667>やモブキャストHD<3664>、ワンダープラネット<4199>、イオレ<2334>が値上がり率上位となり、monoAI technology<5240>、KLab<3656>、Link-U<4446>、サン電子<6736>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。