介護福祉のシーンや認知機能トレーニング向けに最適化した『ぷよぷよトレーナー』の開発がスタート 高齢者の利用を想定した設計に

松竹ブロードキャスティング、エレコム、エンタケア研究所、GLOE<9565>は、介護福祉とエンタテインメントの知見を持つ4社による製作委員会を設立し、セガが展開する『ぷよぷよ』シリーズを介護福祉のシーンや認知機能トレーニング向けに最適化したゲーム『ぷよぷよトレーナー』の開発を開始した。なお、本製作委員会の運営にあたっては、電通が運営補佐として参画している。

本取り組みは、介護福祉施設のレクリエーションや日常の余暇時間において「やらなければならない時間」ではなく、思わず手を伸ばしたくなる遊びの時間へと変えていくことを目指している。ゲームが持つ楽しさや分かりやすさによって、利用者の自発的な参加や周囲とのやり取りが自然に生まれる。そうした変化を、介護福祉の現場で無理なく日常的に生かすことに挑戦するという。

『ぷよぷよトレーナー』概要

『ぷよぷよトレーナー』は、『ぷよぷよ』のゲーム性を生かしながら、認知機能を鍛えたい高齢者や介護福祉施設での利用を想定し、操作や画面、モードを絞り込んだ施設向け設計のゲームになる。

■使いやすさのポイント(予定)

・すぐ始められる
画面案内に沿って進めることで、できるだけ短い操作で開始できる構成

・難易度は3段階
「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階設計で、利用者の状態に合わせて選択可能

・モードは2つに限定
「ひとりで遊ぶ」「ふたりで対戦する」の2モードのみで、選択に迷わない構成

・記録が残る
得点や回数などを自動で記録し、日常のレクリエーションの実施状況を把握しやすい設計

・他、認知機能を鍛えられるケースを生かしたモードを設定
利用者が無理なく参加でき、職員にとっても特別な準備や説明を必要としない。日常の中で自然に「今日もやってみようか」「今日もやりたいな」と声が上がる風景を思い描き、開発を進めているとのこと。

専門家による監修・効果計測について

『ぷよぷよトレーナー』の開発にあたって、介護・医療・福祉分野の専門家が参画し、介護福祉のシーンや認知機能トレーニングでの利用を前提とした体験設計や、ゲームを通じた身体・認知への働きかけについて監修を行っている。

具体的には、複数の精神科医に加え、エンタケア研究所に所属する在宅医・看護師・心理士、ならびに外部の作業療法士や介護福祉施設の施設長など、現場と専門の両面から寄せられた意見を反映しながら開発を進めている。

今後は、レクリエーションとしての楽しさや継続性だけでなく、フレイル予防の観点から、どのような変化が見られるのかについても検証を進めていく予定。ゲームが「楽しい時間」にとどまらず、日常の中で自然に身体や頭を動かすきっかけとなっているかを、専門的な視点から確認していく。

介護福祉施設向け説明会の実施について

『ぷよぷよトレーナー』の導入を検討される介護福祉施設を対象に、説明会を2026年5~6月頃より順次開催する予定。

説明会では、以下のような内容をご案内する。
・レクリエーションや自由時間など、どのような場面で活用できるか
・始め方や費用の考え方
・実際の画面を用いたデモ体験
・導入に関する個別相談
開催日程や申込方法などの詳細は、各社Webサイトや公式SNSなどを通して順次お知らせを予定している。