マイクロソフト、「Xbox Games Showcase 2026」で25周年記念ハード投入や大型タイトル、新作ゲームなど新情報を公開

マイクロソフトは、「Xbox Games Showcase 2026」で、25周年記念ハードの投入や大型タイトルの発表、新作ゲームの公開を相次いで行った。あわせて、今後のXbox戦略として「Xboxの復権(Return of Xbox)」を掲げ、『Gears of War: E-Day』と『Clockwork Revolution』をXboxコンソール独占タイトルとすることも明らかにした。

今回のショーケースでは、新作ゲームだけでなくハードウェアや周辺機器も発表。初代Xboxをモチーフにした「Xbox Series X25 Limited Edition」と「Xbox Wireless Controller X25 Special Edition」を公開した。半透明デザインや初代Xboxを彷彿とさせるグリーンカラーを採用し、25周年を記念する限定モデルとして11月に発売する。

マイクロソフトは近年、ゲームをPCやクラウド、他プラットフォームにも展開する方針を強めているが、その一方でXboxコンソールの存在感を改めて高める姿勢も鮮明にした。今回、『Gears of War: E-Day』と『Clockwork Revolution』についてはXboxコンソール独占とし、時限独占ではないことを明言。一方で、すでにマルチプラットフォーム展開を発表済みのタイトルについては従来方針を維持するとしている。

 

■Xbox Game Studiosの新作ラインアップを公開

ファーストパーティタイトルでは、『Halo: Campaign Evolved』や『Minecraft Dungeons II』の発売日を発表したほか、『Gears of War: E-Day』のゲームプレイ映像を初公開した。

『Halo: Campaign Evolved』は7月28日に発売。新たなストーリーミッション「Operation: METEORITE」を収録する。『Minecraft Dungeons II』は9月29日に発売予定で、新エリアや新たな敵、新装備などを追加する。

また、『Gears of War: E-Day』は10月6日に発売することが決定した。同作はシリーズの主人公マーカス・フェニックスとドミニク・サンティアゴの原点を描く作品となる。

新規タイトルとしては、Ninja Theoryが開発するアクションアドベンチャー『Senua』を発表。『Hellblade』シリーズの世界観を引き継ぎながらも、新たな方向性を打ち出す作品として2027年の発売を予定している。

さらに、『Spyro』シリーズ約20年ぶりの完全新作『Spyro: A Realm Beyond』も公開された。2027年春の発売を予定している。

このほか、『Fable』は2027年2月23日、『State of Decay 3』は2027年、『Clockwork Revolution』も引き続き開発が進められていることが紹介された。

 

■パートナータイトルも大型IPが続々登場

サードパーティ各社からも注目作が相次いで発表された。

特に大きな話題となったのは、アトラスによる『Persona 6』の正式発表だ。あわせて『Persona 4 Revival』の発売日が2027年2月18日に決定した。

また、Team NINJAは『Wo Long 2: Wings of Ember』を発表。2027年初頭の発売を予定している。

そのほかにも、

・ 『METRO 2039』(2027年2月)
・ 『Castlevania: Belmont's Curse』(10月15日)
・ 『Crazy Taxi: World Tour』(2027年)
・ 『Resonance: A Plague Tale Legacy』(8月27日)
・ 『Valor Mortis』(9月24日)
・ 『Vivarium』(2027年)

など、多数の新作が披露された。

中国武侠オープンワールドRPG『Where Winds Meet』については、ショーケース終了と同時にXbox向け配信を開始するサプライズも用意された。

 

■『Call of Duty: Modern Warfare 4』は新モード「DMZ」を公開

人気FPSシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare 4』では、新たな抽出型ゲームモード「DMZ」を公開した。

プレイヤーは単独またはチームで戦場に潜入し、軍事技術の回収を目指す。戦闘だけでなく交渉や裏切りといった要素も盛り込まれ、毎回異なる展開が楽しめることを特徴としている。発売日は10月23日。

 

■ライブサービス作品の大型アップデートも発表

既存タイトル向けのアップデート情報も多数公開された。

『Age of Empires IV』では新拡張パック「Raiders of the North」を発表。バイキングとスコットランド勢力が新たに参戦する。

『The Elder Scrolls Online』は7月8日にシーズン1を開始し、「盗賊ギルド」をテーマにした新ストーリーを展開する。

『Fallout 76』では無料アップデート「Infestations」を配信開始。『Sea of Thieves』ではプレイヤーが独自ルールを設定できる「Custom Seas」を6月18日に実装する。

さらに『Microsoft Flight Simulator 2024』では米国の国立公園を追加する大型ワールドアップデートや、航空レースコンテンツの実装を発表した。

 

■Xbox 25周年に向けた転換点に

今回のショーケースは、新作タイトルの発表だけでなく、Xboxブランドの今後を示すイベントとなった。

近年のマイクロソフトはマルチプラットフォーム戦略を積極的に推進しているが、一方でXbox本体の存在感低下を懸念する声もあった。そうした中で、25周年という節目に合わせて限定ハードを投入し、さらに『Gears of War』や『Clockwork Revolution』といった有力タイトルをコンソール独占として打ち出したことは、「Xboxの復権」を象徴する動きと言える。

ショーケース全体を見ると、2026年後半から2027年にかけてのラインアップは、Xbox史上でも屈指の充実度となりそうだ。『Halo』『Gears of War』『Fable』『Spyro』『Persona 6』といった大型IPが並ぶ構成は、25周年を迎えるXboxが改めてハードウェアとソフトウェアの両面で存在感を示そうとしていることを印象づける内容となった。

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