
6月19日前場の東京株式市場は7日続伸し史上最高値を更新した。日経平均株価は、前営業日比261円18銭高の7万1314円67銭で午前中の取引を終えた。前日の米国株式市場でAI・半導体関連が急騰したことを受けて、半導体や電線株を中心に物色され、一時899円50銭高の7万1952円99銭まで買われる場面があった。ただ、日銀副総裁の発言が伝わったことで、利上げが継続するとの見方が広がり、上値を抑えたという。"偏った物色"の影響もあり、TOPIXはマイナスとなっている。
【主要指数】
・日経225: 71,314.67(+261.18)
・TOPIX: 4,055.07(-13.11)
・ドル/円: 161.18(-0.23)
・ダウ: 51,564.70(+72.15)
・ナスダック: 26,517.93(+496.28)
・SOX: 14,341.78(+864.71)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている98銘柄のうち、上昇は21銘柄(21%)、下落は64銘柄(65%)、変わらずは13銘柄(13%)で、売り優勢だった。市場全体の偏った物色、いびつな上昇の影響を受けた格好だ。
最後に騰落ランキングを見ると、ANYCOLOR<5032>とカバー<5253>が揃って年初来安値を更新した。ゴールドマン・サックス証券が格下げしたとの観測が出ている。HODL1<2345>、GENDA<9166>、イオレ<2334>が値下がり率上位に入った。
他方、決算発表のスケジュールが確定したサンリオ<8136>に引き続き見直し買いが入ったほか、ホシデン<6804>、アクセル<6730>、KADOKAWA<9468>、メガチップス<6875>が値上がり率上位と入った。


大手ゲーム関連を見ると、任天堂<7974>が続落。東海東京が目標株価引き下げたとの観測が出ている。コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、日本一ソフト<3851>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、日本ファルコム<3723>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、コロプラ<3668>、KLab<3656>が安い。

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、フリュー<6238>がさえない。2026年5月の月次売上を開示し、前年同月比1.6%増の33億1800万円だった。大幅な伸びとなった前月の17.8%増から伸び率が低下したことが嫌気された模様だ。
ほか、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、東映<9605>が高く、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、ブシロード<7803>、カバー<5253>、ANYCOLOR<5032>、ハピネット<7552>が安い。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。




