BOI、『メメントモリ』Webストア経由の課金が早くも半数に 決済コスト低減で収益改善に期待 セルラン低下の可能性にも言及

バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、本日6月23日、『メメントモリ』向けに公開した「メメントモリ Web ストア」に関する株主・投資家向けQ&Aを開示した。同社によると、6月15日のサービス公開以降、1日あたりの課金額のうちWebストア経由の決済額が早くも「おおむね半分程度」に達しており、決済コストの低減による収益改善効果が期待されるという。

「メメントモリ Web ストア」は、ゲーム内通貨「クリスタル」をWebブラウザから直接購入できる公式サービス。購入したクリスタルは「盟約特権」を除くゲーム内の課金商品に利用できる。Webストアでは各種クリスタルパックに加え、初回限定商品や月1回限定商品なども用意している。

BOIによると、公開記念施策としてWebストア利用者へのアイテム配布やクレジットカード決済キャンペーンを実施したこともあり、利用は順調に拡大しているという。現在は1日あたりの課金額の約半分がWebストア経由となっており、アプリストア経由の決済と比較して手数料負担の軽減が見込まれることから、営業利益の増加に寄与する見通しを示した。

一方で、当然のことながら、Webストア経由の売上はApp StoreやGoogle Playなどのセールスランキングには反映されない。このため、ユーザーの課金行動がアプリストアからWebストアへ移行した場合、実際の売上が維持または増加していても、ストアランキング上では順位が下落する可能性があると説明している。セルラン=売上ではない、ということだ。

同社はその点についても言及し、『メメントモリ』は直近数カ月間においてアクティブユーザー数(AU)、課金ユーザー数、継続率などが前年同期を上回って推移しており、ゲーム運営環境は安定しているとしている。今後もWebストアの利便性向上や各種キャンペーンを通じて、ユーザー満足度と収益性の向上を図る方針だ。

近年はスマートフォンゲーム各社が独自のWebストア展開を進めており、アプリストア手数料の削減やユーザーへの還元強化を目的とした取り組みが広がっている。BOIの今回の開示は、Webストアへの課金導線移行が短期間で進んでいることを示す事例としても注目される。

株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
https://boi.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
設立
2006年1月
代表者
代表取締役社長 樋口 智裕
決算期
9月
直近業績
売上高123億6600万円、営業利益21億5400万円、経常利益21億8500万円、最終利益13億5100万円(2025年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4393
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