
ROTxBLAUは、7月15日、手描きグラフィックのミステリースリラーアドベンチャー『Grandma(88)』を2026年内にSteamより配信すると発表した。
本作は、プレイヤー対ナレーターの独自メカニックを特徴とするミステリースリラーアドベンチャーである。プレイヤーは、死にゆく祖母のもとを訪ねる孫娘となり、隠された家族の歴史を探求する。しかし、祖母は物語を語るだけでなく、世界そのものを創造し、過去のどれだけをプレイヤーに見せるかを決定する存在として立ちはだかる。
孫娘は、埋もれた家族の歴史を解明しようと祖母のもとを訪れるが、記憶と矛盾、そして隠された真実が渦巻く迷宮に閉じ込められる。祖母の記憶を探り、パズルを解きながら、プレイヤーは祖母が語る過去の出来事に異議を唱える機会を得る。異議を唱えるたびに部屋や通路、手がかりが変化し、新たな真実が浮かび上がる。祖母の記憶の奥深くに潜るにつれ、その矛盾がナチス時代にまで遡る家族の秘密を隠していることが明らかになっていく。
・プレイヤー対ナレーター(Player-vs-Narrator)メカニック:祖母はナレーターであり、対戦相手であり、時には協力者となる。プレイヤーの行動によって、彼女は導いたり、誤解を招くような情報を与えたり、あるいは真実から遠ざけようとする。
・記憶が形成する世界:祖母の語る過去に異議を唱えることで、部屋やキャラクター、オブジェクトが変化・消滅したり、まったく新しい意味を持つようになる。
・「信頼」がリソース:過度に問い詰めれば祖母は怒り、プレイヤーを拒絶する可能性がある。慎重すぎれば関係は保たれるが、真実には到達できない。
・家族のホラー:親密さ、沈黙、家族が過去を保存・抑制するために語る物語から生じる恐怖を描く。抑圧された記憶や家族の神話をゲームメカニックとして昇華させている。
・手描きのアートと音響:雰囲気のあるピクセルアート、没入感のあるサウンドデザインを採用。
ドイツで開催されるGamescom 2026において、プレイアブルデモが公開される。Indie Arena Boothにて、本作の世界観とプレイヤー対ナレーターのコンセプトを体験可能だ。メディアやクリエイター向けに、開発チームへのインタビューやハンズオンセッションも実施される。
「『Grandma(88)』のアイデアは、私たち自身の家族についての疑問や、何十年もの間語られないままの空白、矛盾、物語から生まれました」と、ROTxBLAUのクリエイティブディレクター兼共同設立者であるAlexander Zenker氏は語る。
「私たちが探求したかったのは、愛する人の話を聞きながら、徐々に何かがおかしいと気づく瞬間の感覚です。その緊張感がゲームの基礎となりました。この物語を私たちの視点だけで語らないようにするため、家族の秘密や沈黙、抑圧された記憶についての経験を共有してもらいました。また、ブランデンブルク・アン・デア・ハーフェルにある『安楽死』殺害の犠牲者のための記念館や歴史コンサルタントと緊密に連携し、歴史的背景を丁寧に扱っています」
▼Official Gameplay Trailer
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