
Julie Normann Bjørnskov(開発)およびYotsuba Interactive(販売)は、子育てパズルアドベンチャー『Escape the Baby Alarm ベビーモニターからの脱出』の新たなデモ版を配信開始した。本編は2026年に発売予定。
本作は、開発者自身の子育て体験が反映されたパズルアドベンチャー。おむつ換え、離乳食作り、買い物に掃除といった日常の雑務から、「本当に我が子を愛せているのか」という自分への疑念、他者からのアドバイスの受け止め方、眠れない夜といった悩みなど、子育てのあらゆる面と向き合わなければならない。幸いなことに、本作では現実と違い、脱出ゲーム風のパズルという形で主人公の子育てを追体験する。
子育ての苦悩や混乱、そしてそれを補う、余りあるほどの愛情がこもった作品だ。
正解は無く、簡単には逃れられない。赤ちゃんの世話はまるで脱出ゲーム

本作は子育てにまつわるあらゆる雑務や、苦悩が詰まったパズルアドベンチャー。ベビーモニターに心を囚われてしまった主人公は、ベビーモニターの中と現実とを行き来しながらもうすぐ1歳になる赤ちゃんを育てていく。離乳食作り、おむつ替え、赤ちゃんの見守り……子育てに終わりは無く、問題は次から次へと発生する。
また、主人公が疲労困憊の中で生活していることも、パズルで表現されている。歯磨き粉を探すうちに、間違えて歯ブラシに日焼け止めを付けないように気をつけたり、冷蔵庫の中から靴を探したり、疲れ果てた勢いでチョコレートの箱を「うっかり」壊して中身を見てしまったり……頭がぼんやりした状態でも心の余裕を見つけて、変なことをしないように気を付けよう。
作者自身の体験が伝わるパズルとストーリー。子育ては辛いことだけじゃない

本作は開発者であるJulie Normann Bjørnskov氏の子育て体験から生まれたゲーム。極度の寝不足、低くなる衛生観念、そして赤ちゃんと冷めたコーヒーを両手に抱えつつも「バッテリー残量2%でも動き続けられる超能力」、せわしない日々と善意から来るアドバイスで溜まっていくストレス。そんな毎日が本作に詰まっている。
その一方で、本作には愛と絆に満ちたかけがえのない時間も満ちている。初めて親になり、右も左も分からない状態で「今のままでいいんだ。」と自分を肯定できるまでの日々。子育ては子供だけではなく、親も成長をしているのだ。