ロブロックス、生成AI技術を利用してプレイヤー自身が車両を制作できるカートレースゲーム『Dream Racers』をリリース…今秋の新作10選も公開

ロブロックスは、2026年9月2日、生成AI技術を利用してプレイヤー自身が車両を制作できるカートレースゲーム『Dream Racers』のリリース、および多様なジャンルを網羅してプラットフォームの新たな可能性を提示する今秋の新作ゲームラインナップ10選を発表した。

ロブロックスの開発スタジオであるSTUDSYは、同社の生成AI技術「AI Cube」を活用し、カートレースゲーム『Dream Racers』を開発した。本作は、プレイヤーがシンプルなプロンプト画面で言葉を組み合わせることで、物理演算に基づいた独自の車両や武器を生成できるシステムを備える。例えば「カニ×彗星のカート」と入力すれば、耐久性に優れたタフな甲殻と流れ星のようなスピードを兼ね備えたマシンが誕生する。ビジュアル面にとどまらず、プレイヤーの創造性と再プレイ性を高めるゲーム機能としてAIを活用した初期の事例となる。

また、ロブロックスは今秋にプラットフォームへ登場する注目のゲームラインナップ10選を公開した。JumpstartやIncubatorといった優れた支援プログラムを活用し、クリエイターたちが新たな表現に挑戦している。

『Showdown』は、SuperGamingが開発した、精密な銃撃戦とアニメから着想を得た能力「術」を特徴とするFPSである。9月上旬に初のゲーム内トーナメント「Showdown Cup」を開催する。渋谷を表現したハブエリアに新たなeスポーツアリーナを直接構築し、プレイヤーが競い合う様子を友人がライブ観戦できる仕組みを整えた。同スタジオの共同創業者ロビー・ジョン氏は、「Robloxでは、すでに競争型シューティングゲームに多くのファンがいました。私たちは、プレイヤーが戦う方法、ゲームをマスターする方法、およびスキルを表現する方法に、さらなる多様性をもたらす機会を見出しました。私たちの目標は、Robloxから生まれる最初のFPS eスポーツスターの世代を育てる手助けをすることです」と語る。

『Monster in the Mansion』は、Ubermonster Productionsが開発した、最大8人のプレイヤーがドクター・モンドの邸宅に侵入する協力型の非対称サバイバルホラーゲームである。9月上旬にリリースを予定している。解毒剤を見つけてドクター自身を治癒させるまで生き延びることを目的とし、ランダムに生成するモンスターや予測不可能な人的要素が毎ラウンド異なる展開を生み出す。同社CEOのアンソニー・フランシスコ氏は、「Robloxには、私が気に入っているスピード感があります。視覚的に機能するかどうかをすぐに確認できるため、ストーリーとゲームを密接に連携させることができました。しかし、私が驚いたのはビルドのクオリティです。ツールがこれほど堅牢になり、よりリアルな仕上がりを実現できるとは思いもしませんでした。そのおかげで、チームは私が描いていたゲームのビジョンに忠実に開発を進めることができました」とコメントした。

『GOAT Football League』は、Red Wolves Studiosが開発した、ヤギたちが最高の称号「The Goat」を競い合うサッカーゲームで、9月上旬のリリースを予定している。プロダクション兼デザイン責任者のフェデリコ・デ・テザノス・ピント氏は、「このゲームは、ヤギたちが『The Goat』という最高の称号にふさわしいのは誰かを競い合う、遊び心あふれるサッカーの世界を舞台にしています。プロトタイプを作成し、迅速に改良を重ねたかったため、Robloxを選択しました。Robloxには、マルチプレイヤーゲームをゼロから構築するために必要なツールやシステムが数多く備わっているからです」と述べた。

『Nemesis』は、RoyalFire Legendsが開発した、グラップリングやホバーボード、壁越しに見通すといった移動要素を備えた対戦型シューティングゲームである。9月中旬にリリースを予定している。クリエイターのライアン・マクファーランド氏は、「誰でもすぐに遊び始められるよう、できるだけ手軽にプレイできるように工夫しましたが、その一方で、上達の限界は非常に高いものになっています。壁走り(ウォールラン)を試してみたい場合は、壁に向かってジャンプするだけで自動的に実行します。 スライディングで地面に着地すると、その速度がすべて水平方向に移行します。つまり、高い位置から着地すればするほど、地面への衝撃が大きくなり、スピードも上がるのです」と説明する。

『Fossil Force』は、Nibblebyteが開発した、ジュラ紀を舞台とするプレイヤー対環境型(PvE)ゲームである。9月下旬にリリースを予定している。方向性音響効果や環境音、特殊な照明や天候効果により、高いビジュアル再現性と臨場感を実現した。プロジェクトリーダーのMatt J.氏は、「新しいバイオーム(生い茂ったジャングルや氷に覆われたツンドラなど)ごとに、プレイヤーはその環境に生息するユニークな恐竜と遭遇します。ホラーゲームを意図したものではありませんが、こうした遭遇の際には、驚いたり、不安を感じたり、席の端で身を乗り出してしまうような体験ができるはずです」と語る。

『Caramel』は、Elbside Studiosが開発した、相続した農場を発展させていく2Dピクセルアートゲームである。9月下旬にリリースを予定している。クリエイターのCoyann氏は、「『Caramel』の2Dグラフィックには特に誇りを持っています。それを実現する

ために多くの独自技術が投入されましたが、視覚的にすべてがうまくまとまったことに本当に満足しています。Robloxのおかげで、開発を気軽に学ぶことができ、最終的にはホスティングやパブリッシング、配布といったことを気にすることなく、想像できるほぼあらゆるゲームを作成できるようになりました」と語った。

『Prime Heroes』は、SuperGamingが開発した、Roblox限定のチームヒーローシューターである。10月にリリースを予定し、9月から早期アクセスを開始する。共同創業者兼CEOのロビー・ジョン氏は、「『Prime Heroes』は、Robloxプレイヤーがどのように競い合い、チームを組み、自己表現を行い、新しい体験を発見するかという点を軸に、一から構築されています。Robloxとそのコミュニティが進化し続ける中、このプラットフォームが持つソーシャルな強みやアクセシビリティを、より高いビジュアルクオリティ、奥深いゲームプレイ、そして長期的な上達要素と組み合わせた体験には、さらなる成長の余地があると考えています。『Prime Heroes』は、その進化への私たちの貢献です」と自信を見せる。

『Octane』は、Ignition Switchが開発した、オープンワールド・レーシングゲームである。10月にリリースを予定している。高度な物理演算システムを組み込み、リアルなドリフトやコースとの相互作用を実現した。代表のマイケル・ロコンテ氏は、「『Octane』のコンセプトは、まさに『無限の可能性』にあります。自分の車でやりたいことは何でもできます。崖の上を走ったり、コースを周回したり、他のプレイヤーとレースをしたり、何でも自由です」と語る。

『Starforged』は、Studio Making Funが開発した、サイエンス・ファンタジーの世界を舞台にするアクションRPGである。10月にリリースを予定している。CEOのジョン・ウェルチ氏は、「『Starforged』は、広大なサイエンス・ファンタジーの世界で、戦術的な戦闘、運を試す脱出要素、そして奥深い成長システムを融合させた作品です。プレイヤーには、広大な空間を探索し、さまざまな能力を駆使して力を高めていく感覚を味わってほしいと考えています。戦闘は瞬時に始まり、あらゆるものがアップグレード可能で、チャージした武器コアが超絶的な破壊力を解き放ち、戦況を一変させます」と魅力を語る。

『Scrapbook Saga』は、FadedBFoxとXeycrowが開発した、手工芸をテーマにする世界で平面の紙のキャラクターが活躍するマルチプレイヤー・ターン制RPGである。10月にリリースを予定している。デザイナーのXeycrow氏は、「カラフルで、ちょっとおどけた世界の中で、キャラクターに表現力を与えることは重要です。ある意味、それによって、プレイヤーが単なるアバターではなく、実際に生きていると感じるような、あらゆる種類の細かいディテールをさりげなく盛り込む口実を得るのです」と語り、FadedBFox氏は、「マルチプレイヤー要素には本当に誇りを持っています。4人のグループで手強い敵と戦えることで、戦略に新たな奥行きが生まれます。また、こうした状況で、協力プレイによるチーム攻撃など、より多くの選択肢を提供する道も開く!」と付け加えた。

▼トレーラー

 

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