DeNA、起業のために退職する社員の「最初の出資者」になる制度を開始 DVBファンドが500万円を出資

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、挑戦者を支援し続けるプログラム『DeNA Startup Loop』の第二弾として、社外でスタートアップを起業する社員を対象とする『ファーストチェック・プログラム』を2026年10月より開始する。スタートアップの現場では、創業初期の資金調達や信頼できる最初の出資者の獲得が大きなハードルとして立ちはだかる。同社は「最初の出資者(First Believer)」として最初の一歩を後押しし、『Delight創造エコシステム』の形成を強力に推進する。

本プログラムでは、退職してゼロからスタートアップに挑戦する人を対象に据える。対象者は事業構想書を添えて同社へ応募し、同社が適用条件を確認したうえでデライト・ベンチャーズ・ビルダー3号ファンドへ推薦する。同ファンドが出資の可否を判断し、会社設立後に新会社へ500万円を投じる。出資後も同ファンドが定期的なレポーティングを受け、進捗に応じた事業支援や追加投資を実行する。

出資契約では、米国で広く普及する『SAFE』や日本で定着する『J-KISS』をベースに採用し、評価額の上限を設けない形態をとる。これにより、出資時点での過度な持分希釈化を抑え、創業者が柔軟な経営判断や次なる資金調達を行える環境を確保する。同社は、事業立ち上げに必要な資金を提供しつつ、将来の資金調達における柔軟性を保つ水準として500万円の出資額を設定したという。

出資にあたっては、事業計画の優劣ではなく、同社に2年以上在籍し、スタートアップ起業のために退職するという条件を満たす創業者本人を信頼して資金を供給する。在職中の副業ではなく、退職してゼロから挑む人材を支える構えを明確にする。

同社はこれまでも社員の起業を後押ししており、『AI社長』を展開するTHAがDeNA AI Linkとの協業に至るなど具体的な実績を築いている。こうした起業家は投資先としても有望であり、社外で活躍する起業家がエコシステム全体を発展させる。上場企業では異例の仕組みを通じて、挑戦する人を継続的にバックアップする。

 

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株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1477億円、営業利益186億9400万円、税引前利益257億6400万円、最終利益190億4800万円(2026年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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