【ゲームエンタメ株前場(10/9)】前日決算発表のトーセとシリコンは下げ渋る セキュリティ関連でアピリッツ、ポールHDが大幅高【チャート掲載】

10月9日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比529円81銭安の6万8512円30銭で午前中の取引を終えた。米国市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、AI・半導体関連を中心に売り優勢となり、一時892円09銭安の6万8150円02銭まで売られる場面があった。

【主要指数】
・日経225: 68,512.30(-529.81)
・TOPIX: 4,092.50(+1.04)
・ドル/円: 158.02(+0.14)
・ダウ: 51,231.64(+51.77)
・ナスダック: 27,193.34(-345.35)
・SOX: 12,623.72(-442.44)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている98銘柄のうち、上昇は71銘柄(72%)、下落は19銘柄(19%)、変わらずは8銘柄(8%)で、買い優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>がいずれも買われた。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、トーセ<4728>が反落。前日、26年8月通期決算を発表し、営業利益が前の期比58.8%減の2億8400万円だった。続く26年8月期は45.9%増の4億1500万円を計画している。目先材料出尽くしにみえるが、下値で押し目買いも入り下げ渋る動きとなっている。

ほか、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が高く、エヌジェイHD<9421>が変わらず、日本ファルコム<3723>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、KLab<3656>が安い。

 

デバッグやミドルウェア関連銘柄は、シリコンスタジオ<3907>が反落。前日、2026年11月通期の業績予想を下方修正し、最終損失を2億2800万円から3億2500万円に引き下げた。これが嫌気されて売り優勢で始まったが、売り一巡後は買いが入って下げ渋っている。

ほか、SHIFT<3697>、ポールトゥウィンHD<3657>、セルシス<3663>、アイビス<9343>が高く、CRI・ミドルウェア<3698>が変わらず、HEROZ<4382>が安い。

 

アニメ・映像関連その他は、東宝<9602>、東映<9605>、松竹<9601>、東映アニメ<4816>、エイベックス<7860>、IGポート<3791>、カバー<5253>、ANYCOLOR<5032>が高く、ディー・エル・イー<3686>が安い。

 

ホビー・レジャー関連は、「にじさんじ」TCGの発売日を発表したタカラトミー<7867>や、『パルワールド』公式カードゲーム第1弾・第2弾の累計世界出荷数が1100万パックを突破したと発表したブシロード<7803>が引き続き買われた。

ほか、ハピネット<7552>、フリュー<6238>、イオンファンタジー<4343>、GENDA<9166>が高く、ラウンドワン<4680>が安い。

 

書籍・IP関連は、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、エディア<3935>、オーバーラップHD<414A>、アルファポリス<9467>が高く、TOブックス<500A>、ビーグリー<3981>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、不正アクセスの増加を背景にサイバーセキュリティ関連としてアピリッツ<4174>やポールトゥウィンHD<3657>が大幅高となり、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、WIZE<3664>、ミラティブ<472A>が値上がり率上位となり、シリコンスタジオ<3907>、HEROZ<4382>、サイバーステップHD<3810>、Link-U<4446>、メガチップス<6875>が値下がり率上位となった。

 

【ゲーム・エンタメ関連株一覧】

※時価総額の単位は億円。

 

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