ステラセキュリティ、モバイルゲームのチート対策を扱う、英語圏向けセキュリティトレーニング「Cold Edge Trainings」を公開

ステラセキュリティは、10月13日、英語圏のセキュリティ実務者向けトレーニングブランド「Cold Edge Trainings」を立ち上げ、Webサイトを公開したと発表した。第一弾として、Androidアプリのセキュリティ診断やモバイルゲームのチート対策を扱うコースを11月下旬に発売する予定。

同ブランドの第一弾コース「Practical Android App Security Testing」は、Webアプリの診断経験を持つエンジニアやバグバウンティハンターを主な対象としている。Androidアプリの解析から、アプリが接続するAPIの脆弱性診断までを全7モジュールで展開し、そのうちの1モジュールでモバイルゲームのチート対策を扱う。

モバイルゲームでは、端末上のメモリ書き換えや通信データの改ざんによるチートが課題となっている。アプリ側に検知機能を組み込んでも、端末を操作するのはプレイヤー自身であるため、クライアント側の対策だけでは限界がある。本コースでは、用意されたUnity製の専用ラボゲームを題材に、メモリ上のスコアやカウンターの探索・書き換え、IL2CPPでビルドされたゲームからの型情報復元、暗号化された通信の復号と改変リクエストの送信、各種チート検知の仕組みと限界を実践的に学ぶ。そのうえで、クライアント側の検知に頼らず、サーバー側の検証でチートを防ぐ設計を考察する。

教材は、操作手順やコピー可能なコマンドを文章で提供するテキスト形式で構成され、各モジュールに専用ラボでの実技課題を設けてflagの取得により演習結果を確認できる。発売予定時期は2026年11月下旬で、ブラックフライデーに合わせてローンチ価格の999米ドルで販売される。この価格は12月4日23時59分(米国太平洋時間)まで適用され、12月5日以降は1,499米ドルとなる。

代表の小竹泰一氏は、ゲーム会社でWebアプリケーションやモバイルゲームの脆弱性診断に携わってきた経歴を持つ。技術書『リバースエンジニアリングツールGhidra実践ガイド』の共著者、『マスタリングGhidra』の共訳者であり、「Black Hat Arsenal」への複数回登壇実績もある。演習で使用するメモリ解析ツール「apk-medit」は、モバイルゲーム診断のために同社が開発しオープンソースで公開しているもので、root化していない端末でもメモリの検索や書き換えが可能となっている。

 

■関連サイト

▼公式サイト
https://www.coldedgetrainings.com/

 

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