モイ、「ツイキャス」のサービスを段階的に再開 不正アクセスによる個人情報へのアクセスは既報の7件、追加流出や悪用の痕跡は確認されず

モイ<5031>は11月5日、運営するライブ配信サービス「ツイキャス」に対する不正アクセスについて、第3報となる経過報告を発表した。安全性の確認が取れたサービスから段階的に再開しており、Web版では11月4日から録画視聴や収益の支払い申請、ツイキャスプレミアのチケット販売・購入を再開した。ライブ配信・視聴についても11月6日、11日に段階的に再開する予定。

同社は、10月28日、29日に公表した不正アクセスについて、発生直後から原因となった箇所の特定やネットワークからの遮断、システム全体のセキュリティの再点検と改善対応を進めてきた。監視体制の強化や追加のセキュリティ対策を実施し、安全性を確認できたことから、サービスの再開を決定したという。

今回の調査では、第2報で報告していた7件のユーザー情報へのアクセス以外に、新たな個人情報の流出や情報が悪用された痕跡は確認されていないことも明かされた。また、大規模なデータ流出の可能性も認められていないとしている。ただし、サーバー上のログデータの取得範囲や規模については、引き続き社内で精査を進めている。アクセスが確認されたユーザーへの個別連絡は完了した。

二次被害の防止策として、すべてのアカウントのログイン状態と、X、Google、Facebookなど外部SNSとの連携認証をリセットする措置も完了した。なお、メンテナンス期間中も配信履歴やレベル情報などのアカウントデータは毀損することなく保持されており、購入済みポイントも引き続き利用できる。

サービスの再開については、Web版「ツイキャス」で11月4日から録画視聴機能、収益の支払い申請、ツイキャスプレミアのチケット販売・購入を再開。ライブ配信・視聴は11月6日にメンバーシップ限定配信、プレミア配信、公式配信を再開し、11月11日にすべてのライブ配信・視聴を再開する予定だ。

一方、アプリ版「ツイキャス」およびメンバーシップ STARについては、セキュリティ対策を施した最新版へのアップデートが必要となるため、各アプリストアの審査を経て順次公開・再開する。旧バージョンのアプリではログインできないとしており、利用者にアップデートを呼びかけている。

また、メンテナンスによって影響を受けたメンバーシップ会員やプレミア配信の出品者・購入者に対しては、アイテムチケットの補填や視聴期間の延長などの個別対応を実施する。

なお、今回の不正アクセスに伴う各種補填対応などを含めた業績への影響については現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしている。

 

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モイ株式会社
https://about.moi.st/

会社情報

会社名
モイ株式会社
設立
2012年2月
代表者
代表取締役社長 赤松 洋介
決算期
1月
直近業績
売上高66億8800万円、営業利益3億3900万円、経常利益3億8900万円、最終利益1億100万円(2026年1月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
5031
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