テレビCM制作などを手がけるティー・ワイ・オー(TYO)<4358>は、本日(3月12日)、第2四半期累計(8月~1月期)の連結業績予想を上方修正し、経常利益予想を380%上方修正した。テレビCMを中心に新規・既存案件の受注が好調だったことに加え、不採算部門の閉鎖・撤退、一部拠点の削減などによる収益改善が主な要因だった。
同社の発表した業績予想は、売上高118億円(前回予想110億円)、営業利益7億7000万円(同4億5000万円)、経常利益4億8000万円(同1億円)、四半期純利益1億円(同5000万円)だった。修正率は、売上高が7.2%、営業利益71.1%、経常利益380.0%増、四半期純利益100.0%増だった。
同社では、新規案件の受注や既存案件の拡大するなどTV-CM事業が好調に推移したことに加え、マーケティング・コミュニケーション事業における不採算部門の閉鎖・撤退、収益管理の徹底による収益力強化など販管理費の削減が奏功した。Great Works ABの株式及び貸付債権の譲渡に伴う特別損失を計上したものの、売上高と営業利益の伸びで吸収した。