2月26日付けの日本経済新聞朝刊は、日本レコード協会が25日に発表した2010年の音楽配信の売上実績は、前年比5%減の859億9000万円と初めてマイナスになったと報じている。
報道によれば、全体の8割を占める携帯電話向けが落ち込んだが、その要因として、ソーシャルゲームなどとの競合激化や、スマートフォン向けの対応が遅れたことがあるとのこと。
スマートフォン対応については、従来の携帯電話では月額課金が中心だったのに対し、スマートフォンでは1曲ごとの買い切りが一般的となり、結果として収入減につながったとしている。