12月6日付けの新聞記事 子供向けクリスマスプレゼントの予算が増加

 今年の子供向けクリスマスプレゼントの予算が増えているとの報道がありました。ゲーム機本体を購入する予定の人が増えているためだそうです。来年2月の「ニンテンドー3DS」の発売を控えているため、年末・年始の商戦は期待薄という見方もありましたが、果たしてどうなるのでしょうか。

■子供向けクリスマスプレゼント、ゲーム機復調により予算増

 12月6日付けの日経産業新聞は、バンダイナムコHD<7832>傘下のバンダイが11月2-11日の期間、0-12歳の子供を持つ消費者2000人に実施した、子供向けクリスマスプレゼントの予算調査の結果を報じています。報道によれば、2010年のクリスマスプレゼントの予算は、前年比364円増の7218円となったとのこと。単価の高いゲーム機の人気が前回の10位から6位に復調したことで、全体の平均予算も上昇した、としています。購入予定者は前年比0.8ポイント増の4.2%でした。なお、首位はゲームソフト。回答者の21.9%が購入を予定しており、9年連続で圧倒的な人気となったそうです。

 

■通信各社、「Wi-Fi」事業の拡大に注力

 12月6日付けの日経産業新聞は、携帯電話各社が様々な機器を無線でインターネットに接続する「Wi-Fi」事業の拡大を急いでいる、と報じています。報道によれば、NTTドコモがタクシーに無線ルーターを設置したほか、イー・モバイルが17日にルーター機能を搭載したスマートフォン「HTC Aria(S31HT)」を投入する、とのこと。また、KDDIはグループ会社のUQコミュニケーションズを通じて「WiMAX」を提供しており、ソフトバンクも2011年3月以降に高速無通信サービスに対応したルーターを発売するそうです。Wi-Fiに対応した多機能携帯端末や携帯ゲーム機などが急速に普及しており、各社とも多様なルーターの投入でデータ通信料収入の拡大を図っている、としています。