ブロッコリー<2706>は、本日(4月11日)、2012年2月期の単独業績予想を上方修正し、売上高を従来予想比で1.0%、経常利益を42.2%引き上げた。
同社では、ゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズが引き続き好調に推移したことに加えて、関連CDなども同じく好調だったため、としている。自社コンテンツのヒットで利益率が改善し、営業利益や経常利益も伸びた。
純利益については、従来予想を大きく上回るが、繰延税金資産1億4300万円を計上したことで、法人税等調整額が△1億4300万円の発生が見込まれるため。ただこれはあくまで会計処理によるもので、キャッシュの増加はわずかとのこと。
同社の発表した業績予想は、売上高54億2000万円(前回予想53億6600万円)、営業利益6億6500万円(同6億1600万円)、経常利益6億5700万円(同6億0800万円)、当期純利益6億6400万円(同4億6700万円)だった。
従来予想との比較では、売上高1.0%増、営業利益7.9%増、経常利益8.0%増)、当期純利益42.2%増となる。前年比では売上高こそ大きく減るものの、営業利益2.7倍、経常利益2.5倍、当期純利益3.3倍となる。