ケイブ<3760>は、本日(4月13日)、2012年5月期の業績予想を下方修正し、本業の儲けを示す営業損益予想を赤字に修正した。ソーシャルゲームをオンラインゲーム事業とともに主力事業とするため、組織体制の変更や不採算事業の整理・縮小を進めた結果、前回の予想を下回る見込みになった、としている。
不採算事業の整理については、コンシューマー向けゲームグッズの整理に伴う商品評価損2500万円を売上原価に計上し、損益が継続してマイナスであったPC向けゲーム「麻雀鹿鳴館」の整理に伴う減損損失3900万円、その他複数コンテンツの再評価に伴う減損損失2900万円を特別損失に計上する。
同社の発表した業績予想は、売上高25億5000万円(前回予想28億円)、営業損益2億6000万円の赤字(前回予想5000万円の黒字)、経常損益2億7000万円(同4000万円の黒字)、当期純損益3億9000万円の赤字(同1000万円の黒字)だった。
また、同時に発表した第3四半期決算は、コンシューマーゲームの売上が73%減ったことや、ソーシャルゲームの伸び悩みが響き、減収・赤字転落となり、売上高18億9600万円(前年同期比17.4%減)、営業損益2億円の赤字(前年同期4億2600万円の黒字)、経常損益2億0200万円の赤字(同4億1900万円の黒字)、四半期純損益3億1700万円の赤字(同3億9000万円の黒字)だった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760