
NTTドコモ<9437>は、中国のインターネット検索事業者Baidu(百度)と共同で設立した合弁会社「百度移信網絡技術」への出資が完了したことを明らかにした。ドコモの出資比率は20%で、出資金額は2250万米ドル(約17億8000万円)となる。
百度移信は、スマートフォンや携帯電話向けの有料コンテンツを配信するプラットフォームを運営しており、今後、ドコモが日本で培った付加価値サービスのノウハウを取り入れるとともに、百度の中国におけるブランド力とユーザー基盤を活用することで、サービスやコンテンツを充実させていく。
今後、百度移信のプラットフォームで新たに日本コンテンツの提供する。第一弾として、8月より、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が中国子会社DeNAチャイナを通じて、中国語翻訳など現地化された日本コンテンツを展開していく予定。