上場ネット関連企業の決算発表をまとめた。決算短信の定性情報に、収益の増減要因に関する「分析」がない場合、数字だけを記載している。
■デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム<4281>
第1四半期(4-6月期)の連結決算は、売上高221億8700万円(前年同期比24.4%増)、営業利益5億8800万円(同83.5%増)、経常利益6億0500万円(同80.4%増)、四半期純利益1億9200万円(同83.7%増)だった。
■アイレップ<2132>
第3四半期(10-6月期)の連結決算は、売上高268億5000万円(前年同期比51.6%増)、営業利益6億3800万円(同15.1%増)、経常利益6億4600万円(同14.8%増)、四半期純利益3億6000万円(同4.3%増)だった。リスティング広告を中心に業績が伸長した。
■バリューコマース<2491>
第2四半期(1-6月期)の連結決算は、売上高44億6900万円(前年同期比21.9%増)、営業利益4億0800万円(同5.0%増)、経常利益4億9300万円(同19.0%増)、四半期純利益2億8000万円(同40.5%増)だった。
金融を中心にアフィリエイト広告の出稿が好調だったことに加え、ストアマッチサービスの販売が伸びた。
■インタースペース<2122>
第3四半期(10-6月期)の連結決算は、売上高88億2000万円(前年同期比26.7%増)、営業利益4億2300万円(同52.3%増)、経常利益4億1900万円(同43.1%増)、四半期純利益1億7300万円(同54.5%減)だった。
■GMOペイメントゲートウェイ<3769>
第3四半期(10-6月期)の連結決算は、売上高34億円(前年同期比20.6%増)、営業利益13億6200万円(同19.2%増)、経常利益13億7400万円(同21.5%増)、四半期純利益7億6200万円(同22.9%増)だった。
主力のオンライン課金決済サービスや代引決済、ウォレット決済サービスが伸びたほか、公共分野のクレジットカード決済、スマホ向け会員認証・決済プラットフォーム「mopita」も会員数が3月末比100万人増の400万人となるなど順調に拡大した。
■プロトコーポレーション<4298>
第1四半期(4-6月期)の連結決算は、売上高95億9900万円(前年期比32.9%増)、営業利益15億8500万円(同12.9%増)、経常利益16億0200万円(同11.5%増)、四半期純利益10億8200万円(同30.9%増)だった。
キングスオートの中古車輸出売上が寄与した。人員増やのれんの償却などの費用が増加したものの、増収効果で吸収した。
■アイティメディア<2148>
第1四半期(4-6月期)の連結決算は、売上高5億7300万円(前年同期比1.3%減)、営業損益1億0800万円の赤字(同3500万円の赤字)、経常損益1億0700万円の赤字(同3200万円の赤字)、四半期純損益7500万円の赤字(同2400万円の赤字)だった。
子会社zoomeの解散と「BARKS」の連結からの離脱があったが、ターゲティング広告が伸びたことでカバーした。損益面では、事務所移転による一時的な費用が発生したため、赤字幅が拡大した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社インタースペース
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 河端 伸一郎
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2122
会社情報
- 会社名
- アイティメディア株式会社
- 設立
- 1999年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 大槻 利樹
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2148