The Vergeは、NaturalMotionのiPhone用ゲームアプリ『CSR Racing』は毎月、約1200万ドルを稼いでいると報じている。1ドル=79円換算で、約9億5000万円になる。この金額がネットなのかグロスなのかは不明だが、いずれにしても驚異的な売上といえよう。しかもマーケティングコストをほとんど使っていないという。
『CSR Racing』といえば、ドラッグレースを題材にしたゲームアプリで、日産やBMW、フォード、シボレーなどの実在の自動車が登場する。タイヤやエンジン、ターボなど自分の車をアップグレードしながら、街の中で行われているドラッグレースに出場して勝利を重ねて最強のドラッグレーサーを目指す内容で、有料で良い車などが購入できる。
リリース後、すぐに人気を集め、アメリカのApp Storeをはじめ、カナダ、イギリス、フランスなどの売上ランキングで上位に入ったほか、日本でもランキング上位に入ったこともある。Appannieの集計によれば、8月16日現在、11カ国のApp Storeで売上ランキング1位、トップ5には45カ国、トップ10以内には65カ国に入っている。