日本ファルコム、第3四半期は15％減収・営業赤字幅拡大

日本ファルコム<3723>の第3四半期累計（10-6月期）の連結決算は、売上高4億3300万円（前年同期比15.0％減）、営業損益8500万円の赤字（前年同期2100万円の赤字）、経常損益8400万円の赤字（同2000万円の赤字）、四半期純損益5100万円の赤字（同1100万円の赤字）だった。     ゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡」、「英雄伝説 碧の軌跡」、「英雄伝説 空の軌跡」からなる「軌跡」シリーズの販売が引き続き好調だったものの、新作タイトル「那由多の軌跡」の発売前だったこともあり、製品部門の売上は前年同期比37.9％減の2億4600万円だった。 他方、ライセンス部門は、売上高が同66.7％増の1億8600万円だった。、「英雄伝説 空の軌跡」のアニメーションが発売され、好評を博するともに、同社のゲームコンテンツを利用したオンラインゲーム、アプリ開発などの引き合いも活発化した。   ■2012年9月期の見通し 2012年9月期は、売上高13億円（前期比16.8％減）、営業利益2億5000万円（同53.1％減）、経常利益2億5000万円（同53.1％減）、当期純利益1億5500万円（同51.4％減）を見込む。