フューチャーベンチャーキャピタル(FVC)<8462>は、12月28日、子会社であるFVCグロース二号投資事業有限責任組合の組合総額を19億円から9億5000万円に減額する、と発表した。
同組合は、未上場企業の株式などへの投資をおこなうファンドで、現在まで9億5000万円の払い込みが行われ、そのうち約7億円の投資組み入れを行っている、とのこと。
しかし、上場市場の環境悪化に伴い、組合設立時に想定していた投資採算が満たされる投資候補先の開拓が困難になったことに加え、新規投資組み入れ期限が2012年1月に迫っているため、全組合員の同意を得て、今回の決定に至った、としている。
なお、組合契約の変更で管理報酬額が変更されるが、業績への影響は軽微となる模様。